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竹尾ポスターコレクションの展覧会を見本帖本店にて開催



竹尾ポスターコレクション・ベストセレクションの13回目となる本展では、活版印刷・写植時代から実験的なデザインを繰りかえし、同時代のグラフィックデザイナーに大きな影響を与えたウォルフガング・ワインガルト、デジタル表現を駆使して電子時代への架け橋を築いたエイプリル・グレイマン、写真を駆使したポスター表現にあたらしい地平を切り開いたジャン・ブノワ・レヴィらの作品を竹尾ポスターコレクションから選出します。

本展は、多摩美術大学アートテークにて2019年に展示したポスターの中から厳選し再構成したものです。

共催:株式会社竹尾、多摩美術大学



竹尾ポスターコレクション・ベストセレクション13
構成的ポスターの転換──コンストラクション・デストラクション
The Takeo Poster Collection Best Selection 13
Conversion of Constructive Poster

会期:2024年12月4日(水)-12月26日(木)
時間:11:00-18:00 土・日/休
会場:見本帖本店(東京都千代田区神田錦町3-18-3)





関連アーカイヴ/コレクション・外部サイト

   

AAC所蔵資料展5:瀧口修造文庫「瀧口修造Ⅰ ART BOOK」展を開催

デザイン 加藤勝也(本学グラフィックデザイン学科准教授)


瀧口修造(1903–1979)は、詩作、シュルレアリスム研究、前衛美術評論 について1920 年代後半から先鋭的な活動を展開し、大きな足跡を残しま した。第二次大戦後には、美術,写真,音楽,舞踏,文学など多くの分 野で若い芸術家たち,新進評論家たちに影響を与え,メンターのような役割をにないながら多数の評論を残しました。 瀧口に私淑していた東野芳明(1930–2005,本学名誉教授)が没後に 彼の蔵書を夫人から引き受け,本学の上野毛図書館にて瀧口修造文庫が 発足(1986)しました。現在はアートアーカイヴセンターが引き継いでいます。 瀧口が座右に置いた洋書約2,500冊,和書約8,000点,和洋雑誌3,000 点のほか,各美術館等の会議資料,千円札裁判関連資料,1950–70 年 代の展示・公演ポスター,執筆参考資料,原稿やメモ,書簡,そして瀧口 の愛用品,デカルコマニーとスケッチブックを中心とする瀧口自身のペーパー ワーク作品など,多様な資料を有します。



[会期]2024年6月19日(水)-7月20日(土)
    ※7月14日(日)はオープンキャンパスのため10:00-16:00まで開館いたします。
[休館]日曜日/7月15日(月)
[時間]午前10時-午後5時
[会場]多摩美術大学八王子キャンパス アートテーク2F AACギャラリー|入場無料
[主催]多摩美術大学アートアーカイヴセンター
[監修]多摩美術大学共同研究会「アートアーカイヴセンター所蔵資料の授業利用の課題と実践」
   光田由里 ー 多摩美術大学 アートアーカイヴセンター所長、大学院教授
   大島成己 ー 多摩美術大学 絵画学科版画専攻 教授
   加藤勝也 ー 多摩美術大学 グラフィックデザイン学科 教授
   高橋庸平 ー 多摩美術大学 グラフィックデザイン学科 教授
   古谷博子 ー 多摩美術大学 絵画学科版画専攻 教授
   矢野英樹 ー 多摩美術大学 情報デザイン学科 准教授


アートアーカイヴセンター所蔵瀧口修造文庫による八王子キャンパスでの初め ての展示として「瀧口修造 I ART BOOK」展を開催いたします。 1930 年代,パリを中心に世界各地にひろがっていたシュルレアリスム活 動は,文通によってネットワークを形成し,詩集や画集を贈りあってその成果 を共有していました。その輪の中にいた瀧口は敗戦後もこの体験を引き継ぐ ように,マルセル・デュシャン,ブルーノ・ムナーリら欧米の美術家,デザイナー, 詩人たちと交流を続け,彼らの活動を紹介しました。こうした著作が日本の 新人芸術家たちに与えた影響は大きく,瀧口は彼らの活動を見守る役割も になっていたのです。下落合の瀧口の書斎には,世界各国の芸術家たちか ら著書,特製本,オブジェなどが献呈され,集積されました。 詩人・北園克衛(1902–1978),現代音楽評論・秋山邦晴(1929–1996), 写 真 家・安 齊 重 男(1939–2020),美 術 評 論・東 野 芳 明(1930–2005)ら, 本センターが所蔵する資料体関係者たちと,瀧口はそれぞれに深い交流がありました。 北園とは シュルレアリスム 研 究 の 同 世 代詩人として長く交友し, 秋山や東野ら後輩評論家はそのデビューから支援して前衛芸術の場にともに 立ち会いました。とくに東野とはマルセル・デュシャン研究を中心に密接に交 流しています。安齊は現代美術の現場で,瀧口や東野のポートレートを多数 撮影しています。 本展では,交流の中で瀧口のもとに集まった貴重なART BOOKの数々 を5名の本学教員がそれぞれの視点から選び出し,紹介する機会です。サイン本,豪華本,共著の詩画集など,お楽しみ下さい。

光田由里(多摩美術大学アートアーカイヴセンター所長/大学院教授)




関連アーカイヴ/コレクション

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瀧口修造文庫


AAC所蔵資料貸出「『シュルレアリスム宣言』100年 シュルレアリスムと日本」板橋区立美術館


板橋区立美術館にて企画展「シュルレアリスムと日本」が下記の日程にて開催されます。
AACからは北園克衛文庫より、資料を2点貸し出しています。

 会期:2024年3月2日(土)—4月14日(日)
 前期:3月2日(土)~24日(日)|後期:3月26日(火)~4月14日(日)|※前後期で一部展示替えがございます。

 会場:板橋区立美術館
 開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
 休館日:月曜日
 観覧料:一般650円、高校・大学生450円、小・中学生200円
 ※土曜日は小中高校生は無料で観覧できます。|※65歳以上・障がい者割引あり(要証明書)

 主催:板橋区立美術館・東京新聞
 協力:京都府京都文化博物館、三重県立美術館
 助成:公益財団法人ポーラ美術振興財団



—板橋区立美術館公式サイトより—
1924年、アンドレ・ブルトンが「シュルレアリスム宣言」を発表して100年。フランスで誕生し詩や思想、絵画に多大な影響を及ぼした芸術運動は、当時の日本の画家たちを魅了しました。1920年代後半からシュルレアリスムを先駆的に試みたのは古賀春江や東郷青児、福沢一郎をはじめとする人々でした。1930年代には若い画家や画学生たちがエルンストやダリの作品の影響を受け、表現の幅を広げます。さらに靉光、北脇昇らによる日本のシュルレアリスムを象徴する作品が描かれました。しかし、戦時中にシュルレアリスムは危険思想として監視の対象となるとともに、戦死する画家も現れ、活動は困難を極めます。それでも戦後、その影響は絶えることはなく、山下菊二をはじめとする画家たちは混迷する社会と向き合いながら、日本特有のシュルレアリスムの作品を生み出したのです。 東京のみならず日本各地で展開したシュルレアリスム。戦中、戦後の激動の時代、シュルレアリスムという前衛表現によって時代と対峙した画家たちの軌跡を約120点の作品と資料から検証します。







関連アーカイヴ/コレクション・外部サイト

アーカイヴ

瀧口修造文庫

詩人、評論家などで知られる北園克衛の旧蔵書籍と資料


授業利用展示「1970 大阪万博資料展──拡張のセンセーション」開催



多摩美術大学アートアーカイヴセンター所蔵 秋山邦晴資料・勝見勝アーカイヴ
芸術学科 アーカイヴ設計ゼミ 授業利用展示
「1970 大阪万博資料展──拡張のセンセーション」


[会期]11月23日(木・祝)–12月9日(土)|10:00–17:00|日曜休館
[会場]多摩美術大学八王子キャンパス アートテーク2F AACギャラリー|入場無料
[共催]多摩美術大学芸術学科 アーカイヴ設計ゼミ2023
    多摩美術大学アートアーカイヴセンター




関連アーカイヴ/コレクション

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秋山邦晴資料

現代音楽評論家、秋山邦晴の旧蔵資料

      

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勝見勝アーカイヴ

戦前から戦後にかけて日本のデザイン界を牽引した勝見勝の一次資料・二次資料



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「資料のデータ公開と著作権」

本展覧会は本シンポジウムの関連イベントです


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AAC所蔵資料展2 北園克衛文庫「北園克衛Ⅰ 詩人のデザイン」展を開催


「北園克衛Ⅰ 詩人のデザイン」展ご案内

昨年度から始めた年2回のAAC見学会を、本年度は展示というかたちで試みます。新しい発見や授業の教材につながるきっかけになることができれば、これ以上うれしいことはありません。AAC所蔵資料展が、学内で保管されている貴重な資料群に出会い、その存在を知っていただける機会になることを願っています。
北園克衛(1902–1978)は1920年代に活動をスタートした、日本のモダニズムを代表する詩人です。彼の詩は紙の上に文字で表されることを意識した、視覚的な詩といえます。紙面の広がり、漢字とかなの配分、レイアウト、フォント、すべてに明晰な北園の美学が冴えわたっています。抽象絵画のような、具象彫刻のような、北園の独自の詩世界は、戦中期の変転をこえて展開しました。
数々の詩集、『VOU』(1935年から改題を経て1978年終刊)をはじめとする同人誌のすべてにおいて、北園はデザイン、装幀を手がけています。カットや挿絵を描くほか、手近な材料でオブジェをアッサンブラージュして撮影した写真作品「プラスティック・ポエム」シリーズも国内外で発表してきました。
本展は共同研究「アートアーカイヴセンター所蔵資料の授業利用の課題と実践」の教員メンバーが企画・監修に携わりました。6名の教員がそれぞれの視点から選んだ資料によって、北園という多面体の魅力に触れていただけるはずです。
北園克衛文庫は1993年に発足した歴史あるアーカイヴです。稀有な詩人、北園と出会えれば、きっともっと知りたい、資料を見たいと思っていただけるでしょう。その時にはぜひAACでお待ちしています。

多摩美術大学アートアーカイヴセンター所長 光田由里

多摩美術大学アートアーカイヴセンター 所蔵資料展2
北園克衛文庫 「北園克衛I 詩人のデザイン」展


会 期:2023年6月22日(木)–7月21日(金)
会 場:八王子キャンパス アートテーク2F 竹尾ポスターコレクションギャラリー
入場料:無料
時 間:10:00–17:00
休館日:日曜日、7月17日(月)※7月16日は開館
主 催:多摩美術大学アートアーカイヴセンター
監 修:多摩美術大学共同研究会「アートアーカイヴセンター所蔵資料の授業利用の課題と実践」 古谷博子(版画専攻教授)、大島成己(版画専攻教授)、加藤勝也(グラフィックデザイン学科准教授)、高橋庸平(グラフィックデザイン学科准教授)、矢野英樹(情報デザイン学科准教授)、光田由里(大学院教授)



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AAC所蔵 文様アーカイヴ 授業利用展示「イカット&バティック」を開催




アートテーク2階の竹尾ポスターコレクションギャラリーにて、 リベラルアーツセンターの授業利用展示「イカット&バティック」が
6月7日(水)–14日(水)まで開催されます。
アートアーカイヴセンター所蔵の文様アーカイヴの資料が展示されます。 後日展示風景動画を本ホームページで公開予定です。

<展示概要>
多摩美術大学アートアーカイヴセンター所蔵文様アーカイヴ
リベラルアーツセンター「染織文化研究ゼミ」授業利用展示
イカット&バティック
会期:2023年6月7日(水)–14日(水)
時間:10:00–17:00
会場:アートテーク2F 竹尾ポスターコレクションギャラリー
担当教員:深津裕子(リベラルアーツセンター教授、アートアーカイヴセンター所員)
協力:多摩美術大学アートアーカイヴセンター


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