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研究紀要『軌跡』vol.4 を公開しました


本号は、2021年12月に開催された第4回アートアーカイヴシンポジウム「アーカイヴの思想」 を特集しています。

詳細とダウンロードは紀要のページをご覧ください。



研究紀要『軌跡』

『軌跡』vol.4

December 2021

シンポジウム

アーカイヴの思想

2021年12月4日開催


研究紀要『軌跡』vol.5を発行しました


通算6冊目となる本号では、2022年度の本センターの活動および、2022年12月3日(土)に開催された第5回多摩美術大学アートアーカイヴシンポジウム「TONO Renaissance 東野芳明再考」の内容を再録。そのほか、本センターに所蔵されている瀧口修造文庫所蔵「千円札裁判資料」についての寄稿、「実験工房資料展」開催報告を収録しました。

詳しくは紀要のページをご覧ください。




研究紀要『軌跡』

研究紀要

『軌跡』vol.5

2024年3月発行


AAC所蔵資料貸出「イタリアと日本の前衛 ―20世紀の日伊交流」ふくやま美術館


ふくやま美術館にて特別展「イタリアと日本の前衛 ―20世紀の日伊交流」が下記の日程にて開催されます。
AACからは8点の資料(瀧口修造文庫:5点、秋山邦晴資料:3点)と、19点の画像(瀧口文庫:18点、秋山資料:1点)を貸し出しています。詳細はふくやま美術館公式サイトをご確認ください。

 会期:2024年4月6日(土)― 6月2日(日)
 会場:ふくやま美術館
 開館時間:9:30 ― 17:00 ※ 5月2日(木)、3日(金・祝)、4日(土・祝)、5日(日・祝)は19:00まで開館
 休館日:月曜日 ※4月29日(月・祝)、30日(火)、5月6日(月・休)は開館、5月7日(火)は休館
 観覧料:一般1,500円(1,200円)高校生以下無料
 ※( )内は前売りまたは有料20名以上の団体料金
 ※観覧料の免除、割引など詳しくは施設利用案内をご覧ください。


 主催:(公財)ふくやま芸術文化財団 ふくやま美術館、福山市、中国新聞備後本社
 後援:駐日イタリア大使館、イタリア文化会館-大阪、(公財)日伊協会、広島日伊協会



—ふくやま美術館公式サイトより—
イタリアと日本の美術交流は、イタリア作家が美術学校の教師として日本を訪れた明治時代に始まり、150年以上続いています。本展では、西欧の作家に日本の作家が学ぶという構図を脱し、作家同士が対等なやりとりを実現していく20世紀に光を当て、現在まで日本国内に残るイタリア美術作品のルーツをたどります。
今日、日本に所蔵される20世紀イタリア美術作品は、どのような経緯でもたらされたのでしょうか。また当時、これらの作品が日本にもたらされた時、日本の人々は、どのように作品を見ていたのでしょうか。21世紀の現在から、このように問いかけることで、当時のイタリアと日本の姿が浮かび上がってくることでしょう。
イタリアの未来派と東郷青児、神原泰とのやりとりに始まり、戦後イタリアを代表する作家ルーチョ・フォンタナと、戦後日本を代表する詩人で美術批評家の瀧口修造の親交、そしてそこからさらにほかの作家へと展開していく人間関係を紐解きながら、作品と資料約100点を通して、今もなお日本に残るイタリア美術作品を見つめなおします。

出品作家
イタリア:ジャコモ・バッラ、ウンベルト・ボッチョーニ、ルーチョ・フォンタナ、ジュゼッペ・カポグロッシ、マリノ・マリーニ、ブルーノ・ムナーリ、エンリコ・カステッラーニ、エンツォ・マリ、グルッポTほか

日本:東郷青児、神原泰、瀧口修造、阿部展也、豊福知徳、吾妻兼治郎、山口勝弘、宮脇愛子、高橋秀ほか





関連サイト

ふくやま美術館公式サイト


関連アーカイヴ/コレクション・外部サイト

アーカイヴ

瀧口修造文庫

アーカイヴ

秋山邦晴資料

資料を新しく公開しました

秋山邦晴資料

実験工房資料
1950年代に活動した総合芸術グループ「実験工房」(1951–1957)のメンバーでもあった秋山邦晴が所蔵していた関連資料群。本学芸術学科「アーカイヴ設計ゼミ2022」のメンバーが資料整理とリスト作成を行った。
──
作成:秋山邦晴(1929-1996)
期間:1949–2002
概要:写真 61点、印刷物 120点、書簡 11点、原画など 9点、コピー 50点、その他 7点

もの派アーカイヴ

東京画廊+BTAP所蔵資料 菅木志雄デジタルアーカイヴ
東京画廊+BTAPに蓄積されてきた、菅木志雄の展覧会の記録写真(作品・設営風景など)や、文書類(指示書・書簡・広報物など)をAACでデジタル化した。
──
作成:東京画廊+BTAP
期間:1969–2015
概要:デジタルアーカイヴ 3,531点

ご利用案内はこちら

関連アーカイヴ/コレクション

秋山邦晴資料

現代音楽評論家、秋山邦晴の旧蔵資料

もの派アーカイヴ

関根伸夫、安齊重男、中嶋興による、もの派に関する写真、画像データ、書籍など


AAC資料展 ガイドツアー2024

「多摩美術大学アートアーカイヴセンター 所蔵資料展4 大野美代子アーカイヴ『ミリからキロまで』」の関連イベントとして、展示資料のご紹介とアートアーカイヴセンターの施設紹介ツアーを本年度も開催いたします。
所蔵資料の収納状況や施設の利用案内などを含め、AACスタッフがご案内します。
また、23日、26日は本学建築・環境デザイン学科の湯澤幸子教授をお迎えし、今回の出品資料を解説していただきます。
新入生・在学生・教職員のみなさまのご参加をお待ちしています。

「多摩美術大学アートアーカイヴセンター 所蔵資料展4 大野美代子アーカイヴ『ミリからキロまで』」
AAC資料展 ガイドツアー

2024年4月22日(月)—26日(金)
12:30〜(所要時間2-30分程度)
集合場所:八王子キャンパスアートテーク2F AACギャラリー

日程——ガイド担当者
4月22日(月)——光田由里(AAC所長、大学院教授)
4月23日(火)——湯澤幸子(本展監修者、建築・環境デザイン学科教授)
4月24日(水)——AACスタッフ
4月25日(木)——光田由里
4月26日(金)——湯澤幸子

※イベントの最新情報は、ウェブサイトまたはInstagram、X(旧Twitter)をご覧ください。




2023年度AACガイドツアーの様子


「アートアーカイヴ」とは、アーティストの制作活動のなかで生み出された各種資料(スケッチ、下絵、原稿、ノート、書類、蔵書、写真、収集品など様々)の集合体のことです。AACは、多摩美術大学に収集・蓄積されてきたアートアーカイヴを総合的に保存・整理・活用していくための研究教育拠点として、2018年に設立されました。
タマビゆかりの作家、研究者たちはどのように学び、考え、発表してきたのでしょう。彼らの活動から生まれた数々の貴重な資料を、生きた教材として学生の皆さんに利用していただくため、ここでアーカイヴを構築し、公開しています。ここにしかない資料を、授業での利用、個人としての閲覧や研究にぜひお役立てください。

アートアーカイヴセンター所長 光田由里




関連アーカイヴ/コレクション

展覧会


AAC所蔵品貸出「寄贈記念 和田誠展」市川市文学ミュージアム


市川市文学ミュージアムにて企画展「寄贈記念 和田誠展」が、下記の日程にて開催されます。AACからは、和田誠アーカイヴより資料を計13点貸し出しています。

 会期:2024年2月10日(土)—3月17日(日)
 会場:市川市文学ミュージアム 〒272-0015 市川市鬼高1-1-4 市川市生涯学習センター (メディアパーク市川)2階
 開館時間:平日 10:00-19:30 土日祝 10:00-18:00(最終入館は閉館の30分前まで)
 休館日:月曜日(2月12日は開館)、2月13日、29日
 観覧料:無料



—市川市文学ミュージアム公式サイトより—
 イラストレーター、グラフィック・テザイナーだけでなく、映画監督、エッセイスト、作詞・作曲家とさまざまな顔を持ち、いずれのジャンルでもそのオ能を発揮し、逝去するまで第一線で活躍してきた和田誠。市川市ゆかりの作家・井上ひさしとの仕事の縁から、2022年度に和田誠事務所より1,000点を超える膨大な資料を市にご寄贈いただきました。  本展では和田の生涯をたどるとともに、ご寄贈いただいた資料の中から和田の絵本やエッセイ、似顔絵に関する自著のほか、谷川俊太郎、村上春樹、井上ひさしの図書の装丁、ポスターなどをご紹介いたします。また、和田誠事務所、ならびに和田の母校である多摩美術大学のご協力をいただき、和田の原画、直筆原稿、文具をはじめとする愛用品なども併せてご紹介いたします。



主催:市川市
協力:和田誠事務所・多摩美術大学アートアーカイヴセンター





関連アーカイヴ/コレクション・外部サイト

アーカイヴ

和田誠アーカイヴ

和田誠の広範な活動をあとづける膨大な原画、版下、デザイン制作物、一次資料類


第6回 多摩美術大学アートアーカイヴシンポジウムの動画を公開しました




2023年12月2日に開催された第6回 多摩美術大学アートアーカイヴシンポジウムの動画を公開しました。

第1部「AACショーケース2023」では、本年度の研究成果、所蔵資料展示、授業展示など当センターの活動を紹介します。

第2部のテーマは「資料のデータ公開と著作権」。近年アーカイヴ資料のデータ化は急速に進み、ウェブ上での公開も求められています。データ化された資料の著作権は、それぞれの現場でどのように扱われ、守られているのでしょう。実務について情報を交換し、議論します。

再生リストはこちら


収蔵庫メンテナンスに伴う所蔵資料の貸出停止について


平素よりお世話になっております。
多摩美術大学アートアーカイヴセンターは、2024年4月から収蔵庫メンテナンスを実施する運びとなりました。
つきましては、当センターの所蔵資料について、下記日程の通り貸出を停止いたします。
皆様にはご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。



所蔵資料貸出停止期間:2024年4月1日(月)〜2026年3月31日(火)



【所蔵資料貸出に関するご相談】

貸出停止期間中は、所蔵資料の搬入・搬出ができません。したがって、2024年3月末日までに当センターへ所蔵資料の返却が可能な案件以外は、原則として貸出をいたしません。

資料画像データ貸出に関するご相談は、当センターまでお問い合せください。
資料閲覧については、上記の停止期間中も通常どおり対応いたします。

【問合せ先】
多摩美術大学アートアーカイヴセンター事務室
Mail:aac@tamabi.ac.jp


AAC収蔵品貸出「和田誠展」刈谷市美術館

画像:和田誠 『COM』 1969年4月号 多摩美術大学アートアーカイヴセンター蔵


全国を巡回中の『和田誠展』において、7会場のうち最後の会場となる刈谷市美術館での展覧会が2023年9月16日より開催されます。
AACでは、原画をはじめとした資料約350点の貸出、画像約600点を提供しています。

 会期:2023年9月16日(土)-11月5日(日)
 会場:刈谷市美術館 〒448-0852 愛知県刈谷市住吉町4丁目5番地
 開館時間:9:00-17:00(入場は閉館30分前まで)
 休館日:月曜日(ただし9月18日、10月9日は開館)、9月19日(火)、10月10日(火)
 観覧料:一般1,000円、学生800円、中学生以下無料 ※学生証や年齢の確認できる証明書をご提示ください。



和田誠(1936–2019)は多摩美術大学卒業後、ライトパブリシティを経て、イラストレーター、グラフィックデザイナーとして広く活躍しました。そのほかにも装丁家や映画監督、エッセイスト、作曲家、アニメーション作家、アートディレクターなどさまざまな顔を持ち、その創作の広がりはとどまるところを知りません。 本展は、和田誠の膨大で多岐にわたる仕事の全貌に迫る初めての展覧会です。和田誠を知るうえで欠かせないトピックを軸に、83年の生涯で制作した多彩な作品を紹介します。きっとこれまで知らなかった和田誠の新たな一面に出会えることでしょう。



 主催:刈谷市美術館
 特別協力:和田誠事務所、多摩美術大学、多摩美術大学アートアーカイヴセンター
 企画協力:ブルーシープ、888ブックス
 後援:愛知県教育委員会





関連アーカイヴ/コレクション・外部サイト

アーカイヴ

和田誠アーカイヴ

和田誠の広範な活動をあとづける膨大な原画、版下、デザイン制作物、一次資料類

関連サイト

和田誠展公式サイト

AAC所蔵資料展2:北園克衛文庫「北園克衛Ⅰ 詩人のデザイン」展の記録映像を公開しました





アートアーカイヴセンター所蔵資料展2 北園克衛文庫『詩人のデザイン』展の記録映像を公開しました。記録映像は以下のページからご覧ください。

 
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