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AAC所蔵資料貸出「加山又造と大磯」大磯町郷土資料館



大磯町郷土資料館にて企画展「加山又造と大磯」が下記の日程にて開催されます。
AACからは展覧会に資料7点(銅版画および銅版画道具一式)と、図録掲載用に画像7点を貸し出しています。詳細は大磯町郷土資料館公式サイトのページをご確認ください。

企画展「加山又造と大磯」
会期:2024年10月19日(土)~11月17日(日)
開館時間:9:00~17:00(最終入館16:30)
休館日:毎週月曜日、11/1、11/5
※11/4(月)は開館
観覧料:大人500円、中高生200円、小学生以下無料
※障がい者手帳の提示があった場合、障がい者と介護者1名は無料


—大磯町郷土資料館ページより—
日本画家の加山又造は、1989年(平成元年)に大磯にアトリエを構え、2004年(平成16年)に没するまで、大磯にて創作活動を行いました。  本展は大磯にゆかりのある加山又造の画業を紹介するものです。博物館で開催する美術展として、特に、銅板画技法など、作品の制作過程に迫ります。また、大磯での創作活動は加山又造にとって、家族との暮らしそのものでもありました。本展を通して新たな画家の側面をご紹介できれば幸いです。





関連サイト

大磯町郷土資料館ページ


関連アーカイヴ/コレクション・外部サイト


AAC所蔵資料貸出「三原聡一郎 レシピ:空気の芸術」慶應義塾ミュージアム・コモンズ


慶應義塾ミュージアム・コモンズにて「三原聡一郎 レシピ:空気の芸術」が下記の日程にて開催されます。
AACからは1点の画像(三上晴子資料:1点)を貸し出しています。詳細は慶應義塾ミュージアム・コモンズ公式サイトをご確認ください。

会期:2024年6月3日(月)― 8月3日(土)
会場:慶應義塾ミュージアム・コモンズ 慶應義塾大学三田キャンパス東別館
開館時間:11:00 ― 18:00
休館日:土日祝 ※6月22日(土)、8月3日(土)は特別開館、6月24日(月)、7月29日(月)は臨時休館
入場無料:事前予約不要
主催:慶應義塾ミュージアム・コモンズ 特別協力:株式会社 ニソール
協力:株式会社 田村商店、京都芸術センター 制作支援事業



—慶應義塾ミュージアム・コモンズ公式サイトより—
身の回りにあるさまざまな現象について独自の方法で芸術への読みかえを行い、そこにあるシステムやゆらぎのプロセスを可視化・可聴化していく三原聡一郎。メディアアートの基盤となるフリーカルチャーやオープンソースプラットフォームといった民主化されたテクノロジーの視点・方法論から、開かれた系(システム)のあり方を探り「装置としての芸術」の探究を行っています。
我々を取り巻く現象・事象に焦点を当てた制作活動を展開してきた三原は、近年、それらをマッピングすることで、自身の作品と制作の関心が「振動」「呼吸」「粒子」の3カテゴリーから成ることに気づき、「空気の芸術」と名づけました。加えて、三原は作品の「レシピ」づくりを実践しています。レシピとは、三原の作品の根幹であるゆらぎのプロセスを想像する方法自体をアーカイヴ化していく試みです。そこでは、芸術作品のメカニズム詳細を可能な限り記載すること、レシピに準ずる限り再制作を許可することなど、芸術実践における循環や還元性についても思考しながら、実験的に制作が進められています。
本展覧会では、新作の《粉を挽く》を加え、近年の三原の制作活動を一望することで、我々を取り巻く循環的な世界にさまざまな切り口から迫る「空気の芸術」について体感いただくとともに、「レシピ」の展示を行います。作品とレシピを同時に示すことで、作品と記述のあり方、想像力を他者と共有する試み、作家の生前意思、再制作・再展示といった問題をめぐる、三原の関心と実践に光を当てます。

主な出品作品
1.《  鈴》2013|個展「the world filled with blanks, kunstquartier kreuzberg bethanien」より[作家撮影]
2.《想像上の修辞法》2016|対馬アートファンタジア 2016展示より[撮影:山本糾]
3.《コスモス》2014-|「空き家の種まき」展示より[作家撮影]
4.《空気の研究》2017|ニッポンフェスティバル展示より[撮影:西野正将]
5.《8’17″》2020|第12回恵比寿映像祭「時間を想像する」展示より[撮影:才木暢宏、提供:東京都写真美術館]
6.《無主物》2020|日産アートアワード2020展示より[撮影:木奥惠三]






関連サイト

慶應義塾ミュージアム・コモンズ公式サイト


関連アーカイヴ/コレクション・外部サイト


AAC所蔵資料展2 北園克衛文庫「北園克衛Ⅰ 詩人のデザイン」展を開催


「北園克衛Ⅰ 詩人のデザイン」展ご案内

昨年度から始めた年2回のAAC見学会を、本年度は展示というかたちで試みます。新しい発見や授業の教材につながるきっかけになることができれば、これ以上うれしいことはありません。AAC所蔵資料展が、学内で保管されている貴重な資料群に出会い、その存在を知っていただける機会になることを願っています。
北園克衛(1902–1978)は1920年代に活動をスタートした、日本のモダニズムを代表する詩人です。彼の詩は紙の上に文字で表されることを意識した、視覚的な詩といえます。紙面の広がり、漢字とかなの配分、レイアウト、フォント、すべてに明晰な北園の美学が冴えわたっています。抽象絵画のような、具象彫刻のような、北園の独自の詩世界は、戦中期の変転をこえて展開しました。
数々の詩集、『VOU』(1935年から改題を経て1978年終刊)をはじめとする同人誌のすべてにおいて、北園はデザイン、装幀を手がけています。カットや挿絵を描くほか、手近な材料でオブジェをアッサンブラージュして撮影した写真作品「プラスティック・ポエム」シリーズも国内外で発表してきました。
本展は共同研究「アートアーカイヴセンター所蔵資料の授業利用の課題と実践」の教員メンバーが企画・監修に携わりました。6名の教員がそれぞれの視点から選んだ資料によって、北園という多面体の魅力に触れていただけるはずです。
北園克衛文庫は1993年に発足した歴史あるアーカイヴです。稀有な詩人、北園と出会えれば、きっともっと知りたい、資料を見たいと思っていただけるでしょう。その時にはぜひAACでお待ちしています。

多摩美術大学アートアーカイヴセンター所長 光田由里

多摩美術大学アートアーカイヴセンター 所蔵資料展2
北園克衛文庫 「北園克衛I 詩人のデザイン」展


会 期:2023年6月22日(木)–7月21日(金)
会 場:八王子キャンパス アートテーク2F 竹尾ポスターコレクションギャラリー
入場料:無料
時 間:10:00–17:00
休館日:日曜日、7月17日(月)※7月16日は開館
主 催:多摩美術大学アートアーカイヴセンター
監 修:多摩美術大学共同研究会「アートアーカイヴセンター所蔵資料の授業利用の課題と実践」 古谷博子(版画専攻教授)、大島成己(版画専攻教授)、加藤勝也(グラフィックデザイン学科准教授)、高橋庸平(グラフィックデザイン学科准教授)、矢野英樹(情報デザイン学科准教授)、光田由里(大学院教授)



関連アーカイヴ/コレクション


AAC所蔵 文様アーカイヴ 授業利用展示「イカット&バティック」を開催




アートテーク2階の竹尾ポスターコレクションギャラリーにて、 リベラルアーツセンターの授業利用展示「イカット&バティック」が
6月7日(水)–14日(水)まで開催されます。
アートアーカイヴセンター所蔵の文様アーカイヴの資料が展示されます。 後日展示風景動画を本ホームページで公開予定です。

<展示概要>
多摩美術大学アートアーカイヴセンター所蔵文様アーカイヴ
リベラルアーツセンター「染織文化研究ゼミ」授業利用展示
イカット&バティック
会期:2023年6月7日(水)–14日(水)
時間:10:00–17:00
会場:アートテーク2F 竹尾ポスターコレクションギャラリー
担当教員:深津裕子(リベラルアーツセンター教授、アートアーカイヴセンター所員)
協力:多摩美術大学アートアーカイヴセンター


関連アーカイヴ/コレクション


AAC所蔵 秋山邦晴資料 授業利用展示「サウンドポエトリーと現代美術 未来派・フルクサスから」を開催



アートテーク2階の竹尾ポスターコレクションギャラリーにて、 油画専攻の授業利用展示「サウンドポエトリーと現代美術 未来派・フルクサスから」が 5月24日(水)–26日(金)まで開催されます。
アートアーカイヴセンター所蔵の秋山邦晴資料より、 フルクサス関連の資料と、イントナルモーリが展示されています。 後日展示風景動画を本ホームページで公開予定です。

<展示概要>
多摩美術大学アートアーカイヴセンター所蔵
秋山邦晴資料 油画専攻 特別実習 授業利用展示
「サウンドポエトリーと現代美術 未来派・フルクサスから」
会期:2023年5月24日(水)–26日(金)
時間:10:00–17:00
会場:アートテーク2F 竹尾ポスターコレクションギャラリー
担当教員:足立智美(油画専攻非常勤講師)
協力:多摩美術大学アートアーカイヴセンター


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本学の学生および教職員向け「AAC資料展 ガイドツアー」をアンコール開催

「多摩美術大学アートアーカイヴセンター 所蔵資料展1 和田誠アーカイヴ『和田誠の世界Ⅰ』」の関連イベントとして、展示資料のご紹介とアートアーカイヴセンターの施設紹介ツアーを企画し、4月10日(月)—14日(金)で実施したところご好評につき、アンコール開催します。所蔵資料の収納状況や施設の利用案内などを含め、ご案内します。新入生・在学生・教職員問わず、たくさんのご参加をお待ちしています。

「AAC資料展 ガイドツアー」アンコール開催
4月26日(水)、5月10日(水)
12:10開始 
所用時間20〜30分
集合場所:竹尾ポスターコレクションギャラリー
※イベントの最新情報は、ウェブサイトまたはインスタグラム、ツイッターをご覧ください。




「アートアーカイヴ」とは、アーティストの制作活動のなかで生み出された各種資料(スケッチ、下絵、原稿、ノート、書類、蔵書、写真、収集品など様々)の集合体のことです。AACは、多摩美術大学に収集・蓄積されてきたアートアーカイヴを総合的に保存・整理・活用していくための研究教育拠点として、2018年に設立されました。
タマビゆかりの作家、研究者たちはどのように学び、考え、発表してきたのでしょう。彼らの活動から生まれた数々の貴重な資料を、生きた教材として学生の皆さんに利用していただくため、ここでアーカイヴを構築し、公開しています。ここにしかない資料を、授業での利用、個人としての閲覧や研究にぜひお役立てください。


関連アーカイヴ/コレクション

展覧会


「アートアーカイヴセンター 秋山邦晴資料・瀧口修造文庫 所蔵 実験工房資料展」の動画を公開しました



本学芸術学科アーカイヴ設計ゼミの学生による「実験工房資料展」の概要を記録した動画を公開しました。
実験工房とは、第二次世界大戦後に瀧口修造を中心とした前衛芸術グループです。本センターにある秋山邦晴資料、瀧口修造文庫の実験工房に関連する資料を調査研究し、展示されました。


「実験工房資料展」
会期:2022年12月6日(火)-12月10日(土)
会場:多摩美術大学アートテーク2F 竹尾ポスターコレクションギャラリー




撮影・編集 齋藤彰英

関連アーカイヴ/コレクション


第5回 多摩美術大学アートアーカイヴシンポジウムの動画を公開しました

  

2022年12月3日に開催された第5回 多摩美術大学アートアーカイヴシンポジウムを公開しました。

第1部「AACショーケース2022」では、本学の所蔵資料のうち4つの資料体と、大学の資料を横断的に管理するデータベースを紹介しながら、本年度の活動や研究成果を発表します。
第2部は「東野芳明再考 Tono Renaissance」と題し、現代美術を代表する評論家であり本学芸術学科の創設者でもある東野芳明(1930-2005)について、学内外の研究者が集い、その業績を改めて振り返ります。

再生リストはこちら



中公文庫 和田誠『本漫画』に画像24点を貸出

中央公論新社から文庫化された和田誠『本漫画』に和田誠アーカイブから画像24点を貸し出しました。本書は毎日新聞紙上の書評コーナーのイラストレーションをまとめたものです。古今東西の絵画や物語、キャラクターを引用しながら、「本を読むこと」がユーモラスにイラストレーション化されています。

和田誠『本漫画』(中公文庫) 2022年12月21日発売 税込880円



中央公論新社

和田誠『本漫画』

関連アーカイヴ/コレクション


第3回データベース研究会「データ入力アプリケーションとその使用法」記録動画公開

11月18日に開催された第3回DB研究会の記録動画およびスライド資料をグーグルクラスルームで公開しました。詳細はページ下部のリンクをご覧ください。

研究会では、「多摩美術大学研究ポータル(BETA)」で公開されているアートアーカイヴセンターの瀧口修造文庫をはじめとしたデータベースが、どのようなアプリケーションを用いて入力されているのかについて、開発者の堀口淳史氏からレクチャーがありました。



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