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AAC所蔵資料展2 北園克衛文庫「北園克衛Ⅰ 詩人のデザイン」展を開催


「北園克衛Ⅰ 詩人のデザイン」展ご案内

昨年度から始めた年2回のAAC見学会を、本年度は展示というかたちで試みます。新しい発見や授業の教材につながるきっかけになることができれば、これ以上うれしいことはありません。AAC所蔵資料展が、学内で保管されている貴重な資料群に出会い、その存在を知っていただける機会になることを願っています。
北園克衛(1902–1978)は1920年代に活動をスタートした、日本のモダニズムを代表する詩人です。彼の詩は紙の上に文字で表されることを意識した、視覚的な詩といえます。紙面の広がり、漢字とかなの配分、レイアウト、フォント、すべてに明晰な北園の美学が冴えわたっています。抽象絵画のような、具象彫刻のような、北園の独自の詩世界は、戦中期の変転をこえて展開しました。
数々の詩集、『VOU』(1935年から改題を経て1978年終刊)をはじめとする同人誌のすべてにおいて、北園はデザイン、装幀を手がけています。カットや挿絵を描くほか、手近な材料でオブジェをアッサンブラージュして撮影した写真作品「プラスティック・ポエム」シリーズも国内外で発表してきました。
本展は共同研究「アートアーカイヴセンター所蔵資料の授業利用の課題と実践」の教員メンバーが企画・監修に携わりました。6名の教員がそれぞれの視点から選んだ資料によって、北園という多面体の魅力に触れていただけるはずです。
北園克衛文庫は1993年に発足した歴史あるアーカイヴです。稀有な詩人、北園と出会えれば、きっともっと知りたい、資料を見たいと思っていただけるでしょう。その時にはぜひAACでお待ちしています。

多摩美術大学アートアーカイヴセンター所長 光田由里

多摩美術大学アートアーカイヴセンター 所蔵資料展2
北園克衛文庫 「北園克衛I 詩人のデザイン」展


会 期:2023年6月22日(木)–7月21日(金)
会 場:八王子キャンパス アートテーク2F 竹尾ポスターコレクションギャラリー
入場料:無料
時 間:10:00–17:00
休館日:日曜日、7月17日(月)※7月16日は開館
主 催:多摩美術大学アートアーカイヴセンター
監 修:多摩美術大学共同研究会「アートアーカイヴセンター所蔵資料の授業利用の課題と実践」 古谷博子(版画専攻教授)、大島成己(版画専攻教授)、加藤勝也(グラフィックデザイン学科准教授)、高橋庸平(グラフィックデザイン学科准教授)、矢野英樹(情報デザイン学科准教授)、光田由里(大学院教授)



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AAC所蔵 文様アーカイヴ 授業利用展示「イカット&バティック」を開催




アートテーク2階の竹尾ポスターコレクションギャラリーにて、 リベラルアーツセンターの授業利用展示「イカット&バティック」が
6月7日(水)–14日(水)まで開催されます。
アートアーカイヴセンター所蔵の文様アーカイヴの資料が展示されます。 後日展示風景動画を本ホームページで公開予定です。

<展示概要>
多摩美術大学アートアーカイヴセンター所蔵文様アーカイヴ
リベラルアーツセンター「染織文化研究ゼミ」授業利用展示
イカット&バティック
会期:2023年6月7日(水)–14日(水)
時間:10:00–17:00
会場:アートテーク2F 竹尾ポスターコレクションギャラリー
担当教員:深津裕子(リベラルアーツセンター教授、アートアーカイヴセンター所員)
協力:多摩美術大学アートアーカイヴセンター


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AAC所蔵 秋山邦晴資料 授業利用展示「サウンドポエトリーと現代美術 未来派・フルクサスから」を開催



アートテーク2階の竹尾ポスターコレクションギャラリーにて、 油画専攻の授業利用展示「サウンドポエトリーと現代美術 未来派・フルクサスから」が 5月24日(水)–26日(金)まで開催されます。
アートアーカイヴセンター所蔵の秋山邦晴資料より、 フルクサス関連の資料と、イントナルモーリが展示されています。 後日展示風景動画を本ホームページで公開予定です。

<展示概要>
多摩美術大学アートアーカイヴセンター所蔵
秋山邦晴資料 油画専攻 特別実習 授業利用展示
「サウンドポエトリーと現代美術 未来派・フルクサスから」
会期:2023年5月24日(水)–26日(金)
時間:10:00–17:00
会場:アートテーク2F 竹尾ポスターコレクションギャラリー
担当教員:足立智美(油画専攻非常勤講師)
協力:多摩美術大学アートアーカイヴセンター


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本学の学生および教職員向け「AAC資料展 ガイドツアー」をアンコール開催

「多摩美術大学アートアーカイヴセンター 所蔵資料展1 和田誠アーカイヴ『和田誠の世界Ⅰ』」の関連イベントとして、展示資料のご紹介とアートアーカイヴセンターの施設紹介ツアーを企画し、4月10日(月)—14日(金)で実施したところご好評につき、アンコール開催します。所蔵資料の収納状況や施設の利用案内などを含め、ご案内します。新入生・在学生・教職員問わず、たくさんのご参加をお待ちしています。

「AAC資料展 ガイドツアー」アンコール開催
4月26日(水)、5月10日(水)
12:10開始 
所用時間20〜30分
集合場所:竹尾ポスターコレクションギャラリー
※イベントの最新情報は、ウェブサイトまたはインスタグラム、ツイッターをご覧ください。




「アートアーカイヴ」とは、アーティストの制作活動のなかで生み出された各種資料(スケッチ、下絵、原稿、ノート、書類、蔵書、写真、収集品など様々)の集合体のことです。AACは、多摩美術大学に収集・蓄積されてきたアートアーカイヴを総合的に保存・整理・活用していくための研究教育拠点として、2018年に設立されました。
タマビゆかりの作家、研究者たちはどのように学び、考え、発表してきたのでしょう。彼らの活動から生まれた数々の貴重な資料を、生きた教材として学生の皆さんに利用していただくため、ここでアーカイヴを構築し、公開しています。ここにしかない資料を、授業での利用、個人としての閲覧や研究にぜひお役立てください。


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展覧会


「アートアーカイヴセンター 秋山邦晴資料・瀧口修造文庫 所蔵 実験工房資料展」の動画を公開しました



本学芸術学科アーカイヴ設計ゼミの学生による「実験工房資料展」の概要を記録した動画を公開しました。
実験工房とは、第二次世界大戦後に瀧口修造を中心とした前衛芸術グループです。本センターにある秋山邦晴資料、瀧口修造文庫の実験工房に関連する資料を調査研究し、展示されました。


「実験工房資料展」
会期:2022年12月6日(火)-12月10日(土)
会場:多摩美術大学アートテーク2F 竹尾ポスターコレクションギャラリー




撮影・編集 齋藤彰英

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第5回 多摩美術大学アートアーカイヴシンポジウムの動画を公開しました

  

2022年12月3日に開催された第5回 多摩美術大学アートアーカイヴシンポジウムを公開しました。

第1部「AACショーケース2022」では、本学の所蔵資料のうち4つの資料体と、大学の資料を横断的に管理するデータベースを紹介しながら、本年度の活動や研究成果を発表します。
第2部は「東野芳明再考 Tono Renaissance」と題し、現代美術を代表する評論家であり本学芸術学科の創設者でもある東野芳明(1930-2005)について、学内外の研究者が集い、その業績を改めて振り返ります。

再生リストはこちら



第5回 多摩美術大学アートアーカイヴシンポジウムを開催します

第5回多摩美術大学アートアーカイヴシンポジウム「東野芳明再考 Tono Renaissance」を本学八王子キャンパスレクチャーAホールにて開催します。会場でもオンラインでもどちらでもご参加いただけますのでぜひご覧ください。

日時:2022年12月3日(土)10:00-17:00
会場:多摩美術大学八王子キャンパス レクチャーAホール
※会場(事前申込制)+オンライン配信(登録制)
参加費:無料

詳しくはシンポジウムのページをご覧ください。
こちらのページから観覧申込と視聴登録ができます。



AACホームページリニューアルのお知らせ

本サイトでは、多摩美術大学アートアーカイヴセンターの活動を発信していきます。

本サイトについてご不明点などがございましたら、
多摩美術大学アートアーカイヴセンターまでお問い合わせください。

今後、多摩美術大学アートテークギャラリーで開催される展覧会情報は、
多摩美術大学のホームページにてお知らせいたします。

多摩美術大学ホームページ