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中公文庫 和田誠『本漫画』に画像24点を貸出

中央公論新社から文庫化された和田誠『本漫画』に和田誠アーカイブから画像24点を貸し出しました。本書は毎日新聞紙上の書評コーナーのイラストレーションをまとめたものです。古今東西の絵画や物語、キャラクターを引用しながら、「本を読むこと」がユーモラスにイラストレーション化されています。

和田誠『本漫画』(中公文庫) 2022年12月21日発売 税込880円



中央公論新社

和田誠『本漫画』

関連アーカイヴ/コレクション


第3回データベース研究会「データ入力アプリケーションとその使用法」記録動画公開

11月18日に開催された第3回DB研究会の記録動画およびスライド資料をグーグルクラスルームで公開しました。詳細はページ下部のリンクをご覧ください。

研究会では、「多摩美術大学研究ポータル(BETA)」で公開されているアートアーカイヴセンターの瀧口修造文庫をはじめとしたデータベースが、どのようなアプリケーションを用いて入力されているのかについて、開発者の堀口淳史氏からレクチャーがありました。



関連アーカイヴ/コレクション・外部サイト


AAC収蔵品貸出「和田誠展」北九州市立美術館 分館


現在全国を巡回中の和田誠展において、AACは原画をはじめとした資料約350点の貸出、画像約600点を提供しています。この度、北九州美術館 分館での展示が11月19日より始まりました。本会場では、これまでの東京会場、熊本会場、新潟会場での展示資料とは異なる資料も展示されています。


 会期:2022年11月19日(土)-12月18日(日)
 会場:北九州市立美術館 分館
 開館時間:10:00-18:00(入場は17:30まで)
 休館日:会期中無休
 入場料:一般1200[1000]円/高大生800[600]円/小中生600[400]円
 ※[ ]内は前売りおよび20名以上の団体料金。なお障害者手帳を提示の方は無料。
  北九州市在住の65歳以上の方は2割減免(公的機関発行の証明書等の提示が必要)。



2019年に逝去した和田誠は、イラストレーター、グラフィックデザイナーとして広く知られるほか、映画監督、エッセイスト、アニメーション作家、作詞・作曲家、編集者など、様々なジャンルで活発な創作活動を行いました。本展では、代表的な仕事を中心としたビジュアル年表や和田誠の輪郭をとらえる上で欠くことのできない約30のトピックスを軸に、およそ2,800点の作品や資料が紹介されています。本展では和田誠の多彩な作品を展覧しつつ、幼少期に描いたスケッチなどを交え、その創作の源流が紐解かれています。



 主催:和田誠展実行委員会(北九州市立美術館、読売新聞社)
 特別協力:和田誠事務所、多摩美術大学、多摩美術大学アートアーカイヴセンター
 企画協力:ブルーシープ、888ブックス
 後援:テレQ、九州旅客鉄道株式会社、西日本鉄道株式会社、北九州モノレール
 筑豊電気鉄道株式会社、株式会社スターフライヤー
 広報協力:リバーウォーク北九州



画像:和田誠《夜のマルグリット》ポスター 1957
   多摩美術大学アートアーカイヴセンター蔵



関連アーカイヴ/コレクション・外部サイト

アーカイヴ

和田誠アーカイヴ

和田誠の広範な活動をあとづける膨大な原画、版下、デザイン制作物、一次資料類

関連サイト

和田誠展公式サイト

第2回アートアーカイヴセンター見学会を開催します


アートアーカイヴセンターでは、所蔵資料を学内でひろく活用してもらうために、
資料を紹介する見学会を開催します。

日時:2022年11月22日(水) 16:30-
場所:八王子キャンパス アートテーク4F アートアーカイヴセンター

※本学教職員および本学学生(若干名)のみ参加可能です。
※見学を希望する学生は研究室にご相談ください。教職員の付添があれば参加可能です。



11/18に第3回データベース研究会「データ入力アプリケーションとその使用法」を開催します


本学では、学内の各組織の持つ資料・作品の情報を包括的に検索するためのデータベースプロジェクトを進めています。昨年度3月31日に公開された「多摩美術大学研究ポータル(BETA)」では、アートアーカイヴセンターの瀧口修造文庫などすでにその一部が公開されています。こうした取り組みを学内の研究・教育に活用するために、アーカイブセンターでは定期的にデータベース研究会(DB研究会)を主催しています。

11月18日に開催する第3回のDB研究会では、独自に開発されたデータベース入力のための専用アプリケーション「TAUArtArchiver」について解説します。アプリを実際に使ったデータ入力も予定されており、これまでの研究会で紹介されてきたデータベースプロジェクトの概念的な側面が、具体的なデモンストレーションとして実践される予定です。

会場、オンライン、どちらからも参加可能なハイブリッド開催です。是非ご参加ください。


開催日時:2022年11月18日(金) 16:30-18:00(5時限目)

会場:アートテーク3F 大学院306教室

講師:堀口 淳史 (システム設計・開発者)・久保田 晃弘(情報デザイン学科メディア芸術コース教授)

※本学学生・教職員のみ参加可能です。詳細は、キャンパススクエアや学内の掲示板をご覧ください。

DB研究会ではGoogle Classroomにて、最新情報や研究会の記録を公開しています。学生の皆様はぜひ参加してください。


「大野美代子アーカイヴ」についての記事が掲載されました


建築的発想を通じて社会にその可能性を発信するNPO法人・建築思考プラットフォームが運営するWebサイト「PLAT」に、アートアーカイヴセンターが資料を所蔵する大野美代子(1939-2016)についての記事がアップされています。

PLATでは「日本のデザインアーカイヴ実態調査」として関係者への聞き取りを実施し、口述記録を記事化しています。大野は本学デザイン科出身。橋梁デザイナーとして横浜ベイブリッジなど数々のプロジェクトを手がけ、土木の世界にデザインをもたらしました。今回の記事は長年エムアンドエムデザイン事務所で大野を支えた池上和子さんが語る大野の仕事や人柄についてのものです。

アーカイヴセンターへの寄贈の経緯についても詳しく語られており、その意味では非常に貴重な証言となっています。





建築思考プラットフォーム「PLAT」


「三上晴子アーカイヴ」の取り組みが紹介されました


メディア芸術に関する様々な情報をピックアップして掲載するWEBサイト「メディア芸術カレントコンテンツ」に本学アートアーカイヴセンターの所蔵する三上晴子アーカイヴが紹介されました。記事はプロジェクトに関わる本学情報デザイン学科教授・久保田晃弘と石山星亜良による共同執筆です。

三上晴子は2000年に本学情報デザイン学科の教員に着任。亡くなる2015年まで学生の指導にあたっていました。プロジェクトでは三上が残した授業用のスライドやテキストの整理を行い、COVID-19の流行によって需要が高まったオンラインでの教育にも活用できるよう整理が進められていることや、三上が2011年に制作し、没後の2018年に再制作された《Eye-Tracking Informatics》について取り上げながら、インタラクションのアーカイヴに関する研究が進行中であることが書かれています。

アーカイヴセンターのシンポジウムや資料閲覧についても触れており、現在進行形のプロジェクトが俯瞰できるような記事となっています。


画像:三上晴子「Eye-Tracking Informatics Version 1.1」ーYCAMとの共同研究成果展(撮影 竹久直樹)

アイキャッチ画像:《Eye-Tracking Informatics》の体験者が生成した仮想構造体の特徴の分類結果



メディア芸術カレントコンテンツ