
多摩美術大学「夏宵祭」関連企画
イントナルモーリオーケストラコンサート+
シンポジウム「イントナルモーリと未来派」
未来派のルイジ・ルッソロによって1910年代から20年代にかけて作られた騒音楽器イントナルモーリ。1986年、秋山邦晴監修により多摩美術大学でその8台が再制作されました。
それから約40年を経た昨年、修復を終えたこれらの楽器を用いて、多摩美術大学八王子校舎でコンサートを開催しました。今回は会場を上野毛校舎に移し、前回取り上げた作品を中心に、新作も交えたプログラムを予定しています。
コンサート終演後には、未来派およびサウンド・アートの多角的な視点からイントナルモーリを論じるシンポジウムを開催します。また、新たに製作されたイントナルモーリによるミニ・パフォーマンスも予定しています。
ノイズ・ミュージック、自作楽器、実験音楽の源流のひとつに位置づけられる稀有な楽器、イントナルモーリに焦点を当てる貴重な機会となるでしょう。
日程:2026年8月2日(日)
時間:14:00-17:30(コンサート:14:00-15:00/シンポジウム:15:15-17:15)
入場無料(先着100名限定)
会場:多摩美術大学上野毛キャンパス Oculus Hall(東京都世田谷区上野毛3-15-34)
コンサート出演者:多摩美術大学学生有志/足立智美(監修・指揮)
シンポジウム出演者:足立智美/石田尚志/伊東篤宏/中川克志/横田さやか
主催:多摩美術大学/多摩美術大学学内共同研究「アーカイブセンター秋山邦晴資料「イントナルモーリ」の修復と研究、および演奏とシンポジウムの開催」
協力:多摩美術大学附属TAUリサーチカウンシル アートアーカイヴセンター
シンポジウム出演者紹介
伊東篤宏
美術家、OPTRON奏者
1990年代初期より美術家として活動を開始。作品形態は平面絵画作品から蛍光灯やサウンドオブジェを使用したインスタレーションまで多岐にわたる。90年代末より自作音具OPTRONを使ったライヴパフォーマンスを自身の個展やグループ展と並行して開始する。2000年代より国内外のライヴツアーを精力的に行ない、身体パフォーマーやミュージシャン、サウンドクリエイターとの共演・共作も積極的に行ないながら現在に至る。
美術作品制作、ライヴパフォーマンス共に、視聴覚の拡張 ひいてはその新たな在り方をテーマとし、模索し続けている。
横田さやか
東京外国語大学総合国際学研究特別研究員。ボローニャ大学Ph.D(映画音楽演劇学)、東京外国語大学博士(学術)。単著に『未来派・飛行機・ダンス:イタリアの前衛芸術における飛ぶ身体と踊る身体』(三元社)、共著に和田忠彦編『イタリア文化55のキーワード』(ミネルヴァ書房)、共訳に『ウンベルト・エーコの世界文明講義』(河出書房新社)など。
中川克志
横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院・准教授。サウンド・アートとサウンド・スタディーズの研究者。1975年生まれ。博士(文学)。『サウンド・アートとは何か』(ナカニシヤ出版、2023年)など。『音のキーワード事典(Keywords in Sound)』翻訳と共著『サウンド・スタディーズへの招待』が刊行予定。音響散歩学の構想に取り組んでいる。
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