AAC初の所蔵資料展として、和田誠アーカイヴの資料を紹介する展覧会を開催しました。
和田誠(1936–2019)は、1959年に多摩美術大学図案科(現・グラフィックデザイン学科)を卒業し、イラストレーター、グラフィックデザイナーとして活躍した本学を代表する卒業生のひとりです。映画監督、エッセイスト、作曲家、アニメーション作家などの顔も持ち、その仕事は多岐にわたり膨大な量です。
本展は、2020年に和田誠事務所から本学へ寄贈された約5万点の資料および作品のうち、「映画」をキーワードとして「和田誠の世界」の一部をご紹介します。完成作品に至るまでの経緯や制作のための準備・調査資料など、通常は見ることのない舞台裏も含めてご覧いただける、美術展とは一味違ったアーカイヴ展示となっています。
多摩美術大学アートアーカイヴセンター 所蔵資料展1
和田誠アーカイヴ「和田誠の世界I」
会期:2023年4月3日(月)–5月13日(土)
会場:八王子キャンパス アートテーク2F 竹尾ポスターコレクションギャラリー
入場料:無料
時間:10:00–17:00
休館日:日曜日、5月2日(火)–6日(土)
主催:多摩美術大学アートアーカイヴセンター
監修:高橋 庸平(AAC所員・多摩美術大学グラフィックデザイン学科 准教授)
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学生および教職員向け「AAC資料展 ガイドツアー」
日程:4月10日(月)–14日(金)、26日(水)、5月10日(水)
時間:12時10分〜、20分から30分程度
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