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「サウンド&アート展-見る音楽、聴く形」へのAAC収蔵品貸出


会期:2021年11月6日(土)~2021年11月21日(日)12:00~18:00 ※入場は17:30まで/期間中無休
入場料:一般1,200円、高校・大学生600円、中学生以下300円、未就学児無料(当日:一般1,500円、高校・大学生900円、中学生以下600円)
主催:クリエイティブ・アート実行委員会 
共催:東京都教育委員会 
会場協力:アーツ千代田3331 
協力:多摩美術大学アートアーカイヴセンター 
企画制作:ミューズ・カンパニー 
助成:公益財団法人朝日新聞文化財団、公益財団法人全国税理士共栄会文化財団、笹川日仏財団、公益財団法人アサヒグループ芸術文化財団






1985年当時に芸術学科教授の秋山邦晴による監修の下、同学科の学生とともに再制作された騒音楽器《イントナルモーリ》を貸出します



多摩美術大学アートアーカイヴセンター(AAC)では、アーツ千代田3331で開催される「サウンド&アート展-見る音楽、聴く形」に協力しています。AACの収蔵資料から、1985年当時に芸術学科教授の秋山邦晴による監修の下、同学科の学生とともに再制作された騒音楽器《イントナルモーリ》を貸出します。

本展は「見る音楽、聴く形」をテーマに、新しい創造的な楽器やサウンドをめぐる作品を集めた展覧会です。美術と音楽の歴史を紐解いてみると、そこにはさまざまな交差点があります。一般的に「音楽」といえば、楽譜に書かれたものを楽器で演奏して作るものと考えられています。けれども、20世紀に入ってからは、これまで音楽とは考えられなかった「音」や視覚的な要素を音楽の中に取り込む試みがなされてきました。既存の楽器では出せない「音」や視覚的な要素を作り出すために、新しい「楽器」が作品として作られました。その一方で、一般には視覚芸術に分類される彫刻やオブジェ、インスタレーション作品の中には魅力的な「音」を奏でる作品があります。

今回の展覧会は、そうした「見る音楽」と「聴く形」を集めたものです。1913年より、未来派のルイージ・ルッソロが制作した《イントナルモーリ》(複製)、工学を学んだベルナール・バシェと彫刻家志望であったフランソワ・バシェ兄弟による音響彫刻作品、日本のサウンド・アートの草分けである吉村弘の《サウンド・チューブ》、音も含めて美術作品として提示する宇治野宗輝の自動リズム演奏装置「The Rotators シリーズ」などさまざまなアイデアによる独自の作品約40点が一堂に会します。

展覧会を主催するクリエイティブ・アート実行委員会はこれまで、多様な人々が共に創造することから新しいアートの可能性を探る「クリエイティブ・アート・スクール」を、30年にわたり開催してきました。その目指すところは、創造的な思考を広げることにあります。特に「創造的な音楽づくりワークショップ」では、既存の楽器を楽譜通りに演奏するところから、自らの発想で楽器の異なる奏法を発見し、音楽をつくり(作曲)、参加者同士が共に創ることをテーマとしてきました。ここでは、そこからさらに踏み込み、20世紀以降に作られた新しい楽器、あるいは自動演奏装置を創り出すことで音楽づくりの基盤を自ら変えていこうとする活動自体に目を向けます。そのような楽器や装置を紹介することが、ひいては、組織や社会の基盤を変えていくことにも通じるのではないかと考えるからです。楽器であり、美術作品でもある作品群は「音」と「形」のはざまで見る人をとりこにすることでしょう。まさに唯一無二、オリジナルな作品をお楽しみください。

参加アーティスト
世界5ヶ国から19名の作家の作品約40点が集結
出展作家(アーティストの姓/団体名の50音順)

一柳慧 ベルナール&フランソワ・バシェ invisi dir FUJI|||||||||||TA 宇治野宗輝 藤田クレア 金沢健一 松本秋則 齋藤鉄平 明和電機 園部良 吉村弘 武満徹 ハンス・ライヒェル フィル・ダドソン:フロム・スクラッチ マーティン・リッチズ 西原尚 ルイージ・ルッソロ(オリジナル)多摩美術大学芸術学科による再制作(秋山邦晴監修) ピエール・バスティアン


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アートアーカイヴセンター|2021年10月14日


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Archives/Collections

秋山邦晴文庫

音楽評論家、音楽プロデューサー、詩人、作曲家である秋山邦晴(1929–96)の遺した資料