横山操(1920–73)は、戦後の日本絵画史を代表する画家である。1966年に本学教授に就任し、加山又造とともに後進の指導にも全力を注いだ。2017年に横山操のご遺族より、本画、版画、素描、新聞の挿絵や雑誌の表紙の原画、映像や写真などおよそ500点の作品と資料が寄贈され、本プロジェクトが始まった。作品調査と諸資料の整理、8ミリや16ミリフィルムのデジタル化に加えて、作家のみならず教育者としての横山操の実像を知るために、関係者に聞き取り調査を行っている。本学日本画専攻の教育理念や教育法に具体的にどのような影響を与えたかについても検証中である。作品資料は非公開だが、プロジェクト終了時に公開予定である。 資料公開の有無───資料整理が終わるまでなし
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第3回 多摩美術大学アートアーカイヴアートアーカイヴセンター | 2020年10月21日