もの派は、戦後日本の前衛美術の展開における中核をなす運動の一つであり、近年海外からも注目されつつあるが、いわゆる結社ではなく、宣言の類もないために、明確には定義しにくい運動でもある。その活動の中心的メンバーの多くが多摩美術大学の出身者であり、国際シンポジウムの開催をはじめとして、埼玉県立近代美術館が関根伸夫(1942–2019)の資料を、多摩美術大学が安齊重男(1939–2020)の写真資料を中心に共同で調査し、研究を進めている。その成果の一部は、2019年に埼玉県立近代美術館との共同主催で「DECODE/出来事と記録─ポスト工業化社会の美術」(埼玉県立近代美術館)で公開された。 資料公開の有無───資料整理が終わり次第
「もの派─70年代 by ANZAÏ」展 展示風景 会場風景 会期:2015年10月10日(土)~28日(水) 10:00–17:00 会場:アートテーク2F 主催:多摩美術大学
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第3回 多摩美術大学アートアーカイヴアートアーカイヴセンター | 2020年10月21日